2025年のGWをもちまして
一旦、休業に入らせていただきました。

一時休業のお知らせをした時には、今後のことは未定でした。
むしろ、今後のことを考えるためにも、一旦立ち止まる時間を作ろうと思っていました。
でも、充電期間に入る前に今後について決断しました。

昨年11月に休業のお知らせを出してから半年。
色々と考えている中で、様々なことがありました。
取り巻く環境も変わってきました。

お産待機をしながらのお食事提供は、できなくはありませんでした。
ですが、どちらにも集中できず、Flanのお客様にもお産サポートに入る方にも申し訳ない気持ちがありました。

そこで、お食事の提供をやめて素泊まりにして営業することを考えました。
素泊まりだったら、どちらかが急に仕事(お産や遭難救助)でいなくなっても、何とかなるとも思いました。

でも、そこにもまた葛藤がありました。
それは、私たちがやりたかったことなのだろうか。

周りには一棟貸の宿も増えました。
同じような施設が周りにたくさんあるのに、私たちがやる意味があるのだろうか。
今の形だからFlanなのではないかと。

また、週末の仕事が増えFlanの営業日が減っている現実もありました。
大切な人との別れもあり「時間は有限」を改めて感じました。

 

私たちが今、一番やりたいことは何だろう。

今の私たちにしかできないことは何だろう。

そんなことを考えた結果
山のガイドや救助、野外救急の講師などを
助産師として妊娠期からの継続ケアを
それぞれやっていこうと決めました。

とはいえ、ありがたいことに
ルナソル紡福に会うこともFlanのご飯も
楽しみにしてくださっている方々がいらっしゃるのもわかっています。

そのため、休業という形でそのまま曖昧にすることもできましたが
形が少し変わってしまうけれども
一度再開して、しっかり終わりにすることを選びました。

というわけで
約2ヶ月間の充電期間をいただいた後
7/4のチェックインから、基本的に素泊まりで営業を再開し
12/31のチェックアウトをもちまして
八ヶ岳リトリートハウスFlanの営業を終了いたします。
最後は、お食事の提供もできたらと思ってはいますが、こちらは未定です。
また、お産待機がなくなる場合もありますので、お問合せください。

自宅兼Flanは、レイアウトを変えたりして準備が整い次第、自宅兼菜の花助産院にする予定です。

ルナソル紡福とともに
私たちはこれからもこの場所にいます。
また、その時が来たらFlanの第2章が始まるかもしれません。

ひとまずは、今年いっぱい
お気持ちとお時間が合う方は、是非足をお運びください。